ガス抜きピン「ガストース」
- 製品概要
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この部品はプラスチック射出成型時に発生するガスを抜く「ガス抜きピン」です。
商品名は「ガストース」といい、射出成型金型内にあるエジェクターピンやコアピンと呼ばれるピンの代替として「既存の金型に組み込んで」使用できます。
ガストースのピン先端面にはガスを抜くための「細い溝穴」があり、高温の樹脂から発生するガスは、この溝穴をぬけ、ピンの内部を通り金型の外に排出され、樹脂の未充填などの不良原因を解消し安定成形を実現します。
従来の技術はピンの「外周」に溝を設けガスを逃がすものですが、ガストースはピンの「内部」を通す画期的な技術で、ガス抜きエリアを広くすることができ、ガスの排出効果が格段に優れています。
また、本部品は自社で生産効率向上を目的に開発し大きな効果を上げたため特許取得し商品化しました。 - セールスポイント
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品質安定
ガストースは製品部手前のスプルーやランナー部に入れることで製品部に入る邪魔なガスを削減することができ、樹脂流動性と安定性が良くなります。
その為、低圧型締め・低圧樹脂成形が可能になりバリ(過充填)、ショート(未充填)不良の解決に大変役立ちます。生産性向上
ガス抜き効果が高く製品部に入る前にガスを抜けるので、メンテナンス間隔が飛躍的に伸び生産性がアップします。
金型寿命も伸び経済的です。どんな樹脂にも対応
先端面の溝穴は製品の材質(樹脂)の流動性に応じて0.005~0.05mm幅のガスベントを入れることが出来るのでどのような樹脂にも樹脂粘度に合わせて選択が可能です。 - 会社名
- 株式会社プラモール精工
- 代表者
- 代表取締役 脇山 高志
- 連絡先
- 〒981-3351 宮城県黒川郡富谷町鷹乃杜4丁目3-5
Tel. 022-348-1250 Fax. 022-348-1244
E-mail
URL. http://www.plamoul-seiko.co.jp/ - 認定番号
- M1201