日本の国内を走る自動車は、全て国土交通省・またはその委託を受けた各組織（車検場またはディーラーなど）によって検査が行われ、国土交通省の定める「道路運送車両の保安基準（以下保安基準）」に適合しているかを一定期間ごとに確認し、登録することが道路運送車両法上、定められています。これが一般的に「車検制度」といわれているものです。ヘッドライトテスターとは、自動車に必ず装着されているヘッドライトが、正しい向きを照らし（照射方向）、十分な明るさ（光度）を持っているか？を測定し、自動車が保安基準に適合しているか？検査する装置です。
今回のヘッドライトテスターは測定にカラーCCDカメラを採用することにより、今までのモノクロCCDカメラを使った測定と比べても、より多くのヘッドライトの配光情報を得ることができ、バルブ光源の違いやランプの照射方式にも影響されない、精度の高い測定ができるようになりました。

業界初のカラーCCDカメラ採用！
業界トップの測定精度・スピードを実現！

視感度特性に優れたカラーCCDカメラの採用
カラーCCDカメラを測定部に採用することにより、バルブの光源の違いに影響を受けずに正確に測定できるようになりました。

処理速度の高速化の実現
高速チップの採用や画像処理アルゴリズムの全面的な見直しにより、ストレスのない測定→調整作業を実現しました。

処理方式の全面的な見直しによる圧倒的な精度の向上
画像処理のアルゴリズムを全面的に見直すことにより、精度の高い照射方向・光度の測定を実現しました。