フォトニック結晶光学素子
- 製品概要
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屈折率の異なる材料の2次元/3次元周期構造体をフォトニック結晶といいます。当社の独自技術である自己クローニング・フォトニック結晶は量産に成功した世界で唯一の面入射型フォトニック結晶です。自己クローニング法は凹凸が形成された基板にその形状を反映した多層膜を積層する技術です。凹凸の断面形状により構造異方性が生じ、偏光子や波長板、回折格子等の機能を自在に設計できます。また、基板のパターンを変えるだけで一度の製膜プロセスで複雑な集積光学素子や特殊な光学素子を作製できます。
<製品例>
- フォトニック結晶偏光子/波長板
波長240nm~1500nm内の任意の動作波長を選択可能。コンパクト&高耐久性、レーザ用の光学素子として最適。 - 軸対称フォトニック結晶光学素子
同心円や放射状の偏光方位を持つ軸対称偏光レーザ光をお手軽に得られます。軸対称レーザ発振機の出カミラーとして、直線偏光から軸対称偏光への変換素子として機能。
- フォトニック結晶偏光子/波長板
- セールスポイント
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<製品の特長>
- 無機材料で構成されているため、耐熱性、耐光性(耐ハイパワー、 耐紫外線)に優れる。
- 動作波長域を、250nm~1700nmから自由に選択できる。
- 従来の光学素子では不可能な様々な特殊な光学素子を実現できる。
<高い設計自由度>
フォトニック結晶は人工結晶であり、お客様のご要望に応じて従来の光学素子では実現が難しいような機能・性能を持たせることも可能な場合が多々あります。また、量産用の基板や製膜プロセスを適用すると価格を大幅に引き下げることも可能です(既にプルーレイ ディスクの光ピックアップ用素子としてコンシューマ製品に搭載が始まっております)。
カスタム仕様にも応じます。お問い合わせ&ご相談ください。 - 会社名
- 株式会社フォトニックラティス
- 開発者
- 川上 彰二郎
- 連絡先
- 〒989-3204 宮城県仙台市青葉区南吉成6丁目6-3ICRビル
TEL. 022-342-8781 FAX. 022-342-8782
E-mail.
URL. http://www.photonic-lattice.com