表面硬化処理法『キリンコート®Cシリーズ』
- 製品概要
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- 表面硬化処理とは
金型や部品の寿命向上を目的として種々の表面処理が活用されています。対象品のコスト削減と共に、寿命向上により金型や部品の交換頻度も削減され、ものづくりのトータルコストの削減が可能となります。特に最近では、難加工材や複雑形状製品用の金型の耐久性向上の為に、表面硬化処理技術などが広く適用されています。 - キリンコート®Cシリーズ
当社の独自技術である後加工を必要としないキリンコート®Sの特徴と、PVDとの複合表面処理です。キリンコート®Cシリーズでは複合化により、PVDと比較して2倍以上の密着性向上を実現しました。
キリンコート®Cに適用可能な膜種は、TiN、TiCN、TiC、CrN、TiAlN、DLCや当社で新規開発したMX、CZ他の膜種から用途に応じた選択が可能です。現在、これらに続く新膜の開発を推進しています。
- 表面硬化処理とは
- セールスポイント
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- 高密着性
キリンコート®Sにより母材表面近傍の硬さが傾斜化されるため、PVD膜との硬度ギャップ等を緩和でき、その結果、PVDと比較して2倍以上の密着性向上が可能です。 - 最適膜種のご提案
適用可能なPVD膜は、当社で開発したMX、CZを始めとする、数々の硬質膜ラインナップの中から用途に応じた選択が可能です。これまでの経験・実績から、最適な膜種を提案させていただきます。 - 金型・部品の長寿命化
一例として、冷間鍛造金型にてPVD膜のみの場合と比較し、9倍の寿命向上を実現しました。他用途でも、長寿命化を達成しています。 - 適用事例
現在は主に輸送用機器向けの板プレス金型、冷間鍛造金型のパンチ、ゴム成形金型、特殊刃物等の寿命向上に適用され、製造コスト削減に寄与しております。
- 高密着性
- 会社名
- 東北特殊鋼株式会社
- 代表者
- 代表取締役社長 山口 桂一郎
- 連絡先
- 〒989-1393 宮城県柴田郡村田町大字村田字西ヶ丘23
TEL. 0224-83-5606 FAX. 0224-82-1023
E-mail toiawase@tohokusteel.com
URL. http://www.tohokusteel.com - 認定番号
- M1607