私たちの身近には沢山のプラスチック製品があふれています。

プラスチック製品の多くは、溶融した樹脂を金型に瞬間的に流し込む射出成形という方法で成形されていますが、溶融した樹脂から発生するガスは、加工品の品質悪化や生産性低下の原因になります。

この認定品は射出成形過程で発生するガスを金型外に排出させるものです。新技術で加工した微細な排気孔を搭載しているので、溶融した樹脂を通さずにガスだけ通す「ガス抜き部品」です。

さらに、従来の当社製品では実現出来なかった「3次元加工が可能」になったことで、金型のあらゆる部分にも設置可能にしました。

自動車、家電、日用品、建材、医療などあらゆるプラスチック成形加工の品質や生産性に寄与する画期的な製品です。

• 本製品は射出成形金型に組込まれる、金型内のガス排出装置です。本製品は従来販売しているガストース（第4回認定製品）と以下の点が違います。

• 狭ピッチ化を実現
  ピッチ（穴間隔）を0.05ミリまで狭くする世界初の新技術を採用しました。従来比4から20倍以上の抜群の排出効果があり、品質不良の改善と生産性が更にアップしました。

• 排出面への3次元追加工が可能
  従来製品は排出面が平面でしたが、認定製品は追加工しても排出穴が広がらない構造を採用しました。これにより様々な製品形状に合わせた3次元追加工が可能になりました。

• 吸引装置の併用がより簡単に
  排出面積が大きくなったことにより、簡易的な吸引装置をつなぐことで本製品の背面から一気に吸引が出来る様になり排出効果を上げることが出来ます。